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【世はまさに】キャプテン森崎40【大黄金世代】
[388]2 ◆vD5srW.8hU
:2011/01/24(月) 18:50:48 ID:NKtvXpDA
スポーツの世界では若林と言う名前も関係ない。彼は一人のGKとして他者と対等に
戦う事が出来、失敗に責任を負う事が出来、そして栄光を自らの物として誇る事が出来たのだ。
「若林家のお坊ちゃん」ではなく「天才少年GK若林源三」になる事が出来たのだ。
若林「おべっかと言えば、森崎も昔は俺におべっかを使っていたんだよな…
もしあの時あいつの本性を見抜く事が出来ていたら、今頃どうなっていたんだか」
だがそんな日常は突如崩された。ただの舎弟の一人であった筈の森崎が彼に逆らい、
そしてまさかの勝利を収め彼の居場所を奪ったのだ。
それから数年、彼は翼以上に森崎の存在に苦しめられた。
3年後の再会では実力で追いつかれており、それがケチのつき始めだと言わんばかりに
散々な目に会ってしまった。それを反省し、復讐の牙を研ぎ続けた二度目の対決で彼はまた敗れた。
今度は油断していたと言う言い訳は出来なかった。彼は本気で挑み、敗れたのだ。
若林「…ハッ、やめだやめだ。たらればを考えても仕方ない。明日俺は全力を尽くす。それしかないんだ…」
そのせいか、彼は今不思議な程落ち着いていた。怨敵との戦いを前にして
これ程穏やかな心境で居られるのが良い事か悪い事か、今の彼には分からない。
彼は今、心底明日の試合を待ち望んでいた。自らの器を試す為に。
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0ch BBS 2007-01-24