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【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
[101]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2011/01/05(水) 00:40:35 ID:???
絶望のマルス隊→ クラブ7
>クラブ→「一旦撤退する!これ以上の戦闘続行は無理だ!(探索を強制終了。この章ではもう出番はありません)
マルスは敏感に感じ取っていた。戦いの流れは完全に向こうに傾いてしまっていることを。
このまま戦闘を続けては、不幸な出来事が必ず起こりうると予感が働いてしまう。
森崎たちを援護できなかったこと。父の仇ガーネフを目の前にしながら逃げなければならない現実を、胸をいためつつ受け止める。
マルス「……撤退だ」
シーダ「え?」
マルス「一旦撤退する。シスターレナが倒れた今、僕たちにはもう戦いつづける力は残っていない…
もう、僕には自信がないんだ。シーダを、カシムを、守り抜ける自信が……」
シーダ「マルス様…お願いですからそんなに自分を責めないでください…
今回の出来事は……私たちにも大きな責任があるのですから……」
マルス「シーダ……」
シーダ「レナさんの…シスターレナの……思いを引き継いで生き延びましょう。
私もマルス様と一緒に背負いますから……どうか、自分だけで背負わないでください…」
マルス「…………」
シーダのマルスを思う慰めの言葉が重く圧し掛かる。罪悪感で身が砕け散りそうな苦しさを感じる。
だが、この痛みは受け入れなければならないのだ。無能な指揮官としての、
仲間を犬死にさせ、無様に逃げることを決めた愚か者の自分が背負っていかなければならない業なのだから。
マルス「……カシム!敵部隊に弓を射掛けてくれ!相手が怯んでいる隙にこの塔を脱出する!」
カシム「は、はい!」
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0ch BBS 2007-01-24