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【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
[171]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/08(土) 23:41:14 ID:???
アベル「……不気味だぜ。悲鳴もあげやしねぇのか」
槍を引き抜きながら、アベルは独りごちる。
この塔で戦ったドルーア兵からは、生気を感じないのだ。
息遣いも、闘気も、恐怖も、人間らしいものが、彼らからは感じられないのである。
リカード「不気味っすね…なんか人形を相手にしているみたいッスよ…」
パオラ「兵士たちにとって、戦場で最も怖い障害は己の身に巣食う恐怖…
おそらくガーネフは魔法によって彼らから恐怖という感情を奪っているのでは無いのでしょうか…?」
バーツ「ちいっ…少なくとも自分の部下だろうが!
そんな人間を駒みたいな使い方をするような外道…許しちゃおけねぇぜ!!」
恐怖を失い、倒れるまで愚直に戦い続けるドルーアの兵士たち。
それは敵ながらも哀れに思えてならないほど、悲しい出来事であった。
パオラ「…とにかく、私たちは本隊のサポート部隊なのだから、
森崎隊の進軍が楽になるように少しでも敵兵を倒していきましょう」
バーツ「ああ。俺達も最上階目指して塔を登ろうぜ。アベル」
リカード「(ジュリアンのアニキ…無事でいるといいけどなァ…)」
アベル「よし。それじゃあ進軍再開だ。リカードは罠のチェックを忘れるなよ!」
リカード「あ、は、はいッス!」
自分たちの働きが、本隊の助けになるのだ。
リカードは気を引き締め直すと、先頭に立ち罠の有無を確認しながら進んでいく。
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0ch BBS 2007-01-24