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【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】


[609]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/01/18(火) 22:30:31 ID:???
ミネルバ「…今回の戦いで私もようやくあの男のことを少し理解することが出来た。
     いや……おそらく子供のように意地を張り、理解しようとしてこなかったのだな…」

アカネイアでの戦いにて、まったく意思の疎通が出来なかった盗賊ジュリアンとの確執。
妹のマリアと反発しあっていたことも相成り、この男とは絶対に心を通わせることなど出来ないと考えていた。

森崎「王女とジュリアンの相性が悪いのは傍から見ても明らかだったよ。
   正直アリティアカップでは頭を抱えたものさ。連携が取れないとパス回しもろくに出来ないからな」

ミネルバ「…お前はどうだったんだ?以前いたチームでも全ての仲間たちと息のあったプレーをしていたのか?」

森崎「え?そ、それは……」

南葛時代もJrユース時代も、自分が一番に、中心になるように様々な策を興じ試行錯誤を繰り返した。
そのために自分の駒として動かせる人を増やすために、期限を伺ったり根回しをしたりもしたが
今のように心を通わせ、本当に信頼をしあう関係を築いたことは本当に少なかった。
特に大空翼、日向小次郎、若林源三の3人とはキャプテンを争う間柄でもあり
絶対に隙を見せないように目を光らせ、あわよくば地獄の底へと相手を蹴落そうと企んだものである。

森崎「……少なくとも、嫌いな、気に入らない奴はいた。だが、それなりには付き合っていたぜ。
   あいつらの力を借りなくちゃ世界を相手にする試合にはまず勝てなかっただろうしな。
   分かってたんだよ。サッカーはチームの力を合わせなくちゃダメだってことくらい。
   でも俺は……分かろうとしていなかった。自分の力だけでどうにでもなるだろうと信じて疑わなかった」

ミネルバ「お前も学んだということか。この大陸での出会いや戦いによって」

森崎「悔しいが、俺一人にできることなんてたかが知れてる。
   自分の甘さと……他人の強さをようやく理解できたってことさ」

スッ…


0ch BBS 2007-01-24