※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
[633]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/19(水) 00:19:33 ID:???
その後部屋に戻った森崎を待っていたのは、相変わらず明るい陽気な表情を振りまく女性、片桐陽子であった。
だが、森崎の前に立つとその顔は少し口を尖らせた不機嫌なものへと変貌していく。
森崎「お、恒例の定期報告の時間ですか」
陽子「そ。君がだらしなーく女の子にかまけてる間、私は各国の情報を必死にメモしていたわけよ〜」
森崎「んなっ!?」
陽子「…まったく。他の国で戦っているキャプテン候補くんたちは徐々に地力をつけてきているというのに…」
森崎「う……」
陽子「…まぁ、君もこの世界での様々な状況で苦労しているのは聞いているから。
たまには羽を伸ばして精神的なケアに集中するのも悪いことではないわね。ただ――」
森崎「た、ただ?」
陽子「今の森崎君の能力では…正直若林くんや若島津くんには対抗できないかもしれないわね。
サッカー協会の一員としては、もっと鍛錬に励みなさいと苦言を申し上げないといけないわねぇ」
にやりと口の端を歪ませて、陽子は森崎に語りかける。
森崎「(そんなァ…若林はもとより若島津にさえ届かないだとォ!?)」
ミネルバにも指摘されたとおり、自分は長い間成長に苦労したせいもあり他の仲間に比べて能力が劣っている。
陽子「愛と実利は両立しないとは誰かが残した言葉だけれど…
まぁ、サッカー以外のもっと大事なモノを見つけたのであれば、私は止めはしないけどね。
森崎君だって人間だもの。深い恋愛に憧れたりすることだってあるわよねぇ」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24