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【砕け散れ】ファイアーモリブレム25【ガーネフ!】
[905]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/23(日) 01:05:26 ID:???
ズ ッ ギ ャ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ン ! !
圧巻だった。森崎の振り下ろしたドラゴンキラーを受けた火竜Dは
巨大な隕石がぶつかったかのように大きくひしゃげ、ピクリとも動かないのだ。
森崎「(こ……これが俺の新しい力…?我ながら…とんでもねぇ威力だなおい…)」
だが森崎の中には違和感が立ち込めていた。それは超モリサキ時に懸命のセービングを行った後のような
一瞬で力を放出し切るというある種の疲労感というものがそれほど感じないということである。
確かに疲れを感じないというのは良いことにも思え、まったく不便な点はないとは思うのだが
逆に思ってしまうのだ。この力は自分が得た力ではない。誰かに、誰かが利益を得るために
森崎に与えうることにした『他人』の力だということが。
森崎「(…結局俺は何も変わっていないんじゃないか?超モリサキに頼っていた頃と…
だけど、本来の俺の力なんて…たかが知れたちっぽけなものでしか無いじゃないか。
夢を叶えるため……仲間を助けるためならば、結局はこういう
自分の才能以外の別途の力に頼らざるをえないって……ことなのかな……)」
ドラゴンキラーを一旦鞘にしまい、森崎は視線を泳がせる。
だが、マリアが話しかけてきたことでハッと我に返る。
マリア「森崎さん、すごかったですね、今の攻撃…わたし、びっくりしちゃいました」
森崎「あ、ああ。まぁ俺様にかかればアレくらいちょろいものだぜ。ぬわっはっは」
指揮官として仲間に弱気な態度を見せるわけにはいかない。
森崎は大層に胸をはって偉そうに笑い声を上げる。
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0ch BBS 2007-01-24