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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[208]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/01/11(火) 20:55:23 ID:???
>D バンビーノ、それは本心で言っている言葉か?
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そう、気落ちしている様子はどうやら見られなかった・・・いや、見せなかったのか。
それゆえに、バンビーノの言葉から身を切るような痛々しさを三杉は感じ取っていた。
だが多くを言うつもりは三杉には最初からなかった。
バンビーノ何かあるとしても、それが何か 自分は既に知っていると思っていた。
そう・・・昨日バンビーノは全てを話してくれていたのだから。
だからこそ、一言・・・
三杉「バンビーノ、それは本心で言っている言葉か?」
これだけを言葉にして、後はバンビーノの目に強い視線を投げただけである。
バンビーノはハッとしたようにこちらに顔を向けて沈黙した。
・・が、やがてクッと歯を食いしばるようにしながら視線を逸らした。
三杉(バンビーノ・・・立ち直ったフリをするな。
それくらいの弱さが許されないなんて事、僕達には無い筈だ。)
形は違えど、三杉もバンビーノも逆境に歯を食い縛り 歩き続けてきた身である。
だからこそ今の自分は強いと錯覚してしまう、弱い自分を許せなくなってしまう。
だが、いつから強くなったと言えるのか?
大丈夫ではない時に大丈夫だと笑えるのは強さなのか?
三杉はその視線に色々な思いを乗せて送ったつもりだった。
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0ch BBS 2007-01-24