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1- レス

【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】


[375]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/01/17(月) 17:21:40 ID:???

重複になるが、フォクツは1974年西ドイツW杯の決勝戦において、かの天才ヨハン・クライフを
マンマークによって試合開始5分以降全く仕事をさせなかったほどのハードマーカーだ。
彼はユース時代にもクライフと対戦があり、その時も同様に抑え込んだ実績があった。
・・・すなわち彼のマーカーとしての実力には一片の疑いも無いという訳である。

三杉「その・・・フォクツのシンガードが目の前に・・・。」

三杉は思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
彼のようなマニアにとって、レジェンドプレイヤー所縁のアイテムはまさに宝物なのである。

レントゥルス「ふーん・・・凄い人だったんだねぇー。 でも、そんな凄いマーカーなら、きっと身体も
        大きくて強かったんだろうねー。 オレはそんな風になれそうにないなぁ・・・。」

ちょっとションボリした顔を見せたレントゥルスに、アンザーニはにっこりと笑いかけた。
そして「ところがどっこい」と、落胆を吹き飛ばしてくれる話をレントゥルスに伝えたのである。

アンザーニ「フォクツくんは身長が低く、体重も70kgに満たない小柄な選手だったんだ。
       今のキミの方がずっとガッシリしていると思いますよ。」

レントゥルス「えーっ、それホントー!?」

アンザーニ「彼が持っていた武器はたった2つ・・・瞬発力と実直さだけ。
       彼は相手のフェイントで崩されても、すぐに体勢を立て直して再び喰らいつく。
       それでスッポンみたいにはりついて、笛が鳴るまで決して離れなかったんだ。」



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