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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[486]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/01/24(月) 13:31:09 ID:???
そう言って少年は手に持っていたホットドッグを耳に当て、更に奇妙な独り言を始めた。
周囲の観客はギョッと驚いたが、しかし間もなく試合開始の時間…変人に向ける分の関心など無かった。
少年の奇行、奇声など見なかった事、聞かなかった事にしてフィールドに歓声を上げる。
ワアァァァァァァァァァァァァァァァァ!!
ドッピオ「もしもしドッピオです…はい、はい…試合開始は間もなくです。
リゾットは居ないみたいですね・・・ポルポの部下のサーレーは出ています。
サーレーの能力はポルポから聞いてます・・・ええ、リゾットは教えなかったそうです。
・・・ええ、暗殺チームですからね、当然ながら解ってボスにも能力を知らせないでしょう。
はい・・・奴らが裏切る時のため、その能力を予測する要素が欲しい、ですよね・・・。
しかし・・・本当に眉唾じゃないんですか? 発現するスタンド能力とカルチョの
プレイスタイルに関連性があるなんて、なんだか信じられません・・・。
い、いや・・・そんなつもりは! はい、はい・・・! ガチャン!」
ドッピオはホットドッグを耳から離し、ビビッた表情で溜息を吐いた。
ドッピオ「はぁー、ボスちょっと不機嫌そうだったな・・・マジビビッたぁ・・・。
けどなぁ・・・確かにスタンド能力はメンタルや才能とフィックスし易いみたいだけど・・・
そう簡単に能力を推測する事なんて出来るのかなぁ・・・。」
ドッピオは再び大きく溜息を吐いた。
彼の独り言は歓声に掻き消され、誰の耳にも入る事はなかったのである。
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