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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】
[548]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/01/27(木) 14:24:47 ID:???
一方、抜きさられたプロシュートはと言えば…
ゴールからクルリと反転して自陣に戻ろうとするイスラスを、すれ違いざまに話しかけた。
プロシュート「速いな…。 ふー………確かに 『速い』 。」
イスラス「…ああ、そうか……」
プロシュート「だが…ちょっと迂闊なんじゃあねーか、イスラス。
こんな序盤でそんな全力は見せちまって……サーレーに飛ばされてムカついたか?
本来はパスで攻めてあのデカブツ(カルネバーレ)に決めさせるのがお前らだろ、
感情を殺してでも普段通り闘い、チームを勝たせるために切り札を取っておく…
それが勝負の駆け引きじゃねぇか? お前に攻めさせた奴は『キャプテン』失格だな。」
イスラス「…黙ってろ……」
怒りも苦痛もない、全くのポーカーフェイスを貫いてその場を去ったイスラス。
プロシュートの言葉は挑発として然程の効果もなかったようである。
しかしプロシュートの様子からは悔しさがなく、先程までの不機嫌そうな表情が一転不敵に変化していた。
彼は挑発の為に話しかけたわけではなかった。
相手の目を見て語るように見せて、その実 彼が見ていたのは額と首周りであった。
じっとりと額にだけ貼り付いていた汗を思い出し、プロシュートの確信は確定に変わった。
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0ch BBS 2007-01-24