※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】


[62]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/06(木) 14:26:42 ID:???

モニカの心はすでに十分据わっており、シュトロハイムの言葉に対して堂々と答える事が出来た。
これにはシュトロハイムも感嘆を示し、嬉しそうに言葉を紡ぎたてる。

シュトロハイム「ふふ・・・お嬢さん、貴女は本当に敬意に値するようだ。
         人間の偉大さは『恐怖に耐える誇り高き姿にある』 ギリシアの史家、プルタルコス
         の言葉だ。 貴女は先程まで恐怖に顔を引き攣らせていたのに、今はこの言葉の
         示すような誇り高い顔をしている。 先程小娘と言った無礼をお詫びしよう。

モニカ「あ・・・いいえ、無礼だったのは私もですから。」

男の目に温かい笑みが滲み、ようやくモニカも安心を得た。
先程の言葉から、どうやら外見によって人から敬遠される事が多かったようである。
もしや人と話すのも久し振りで、嬉しさのあまり興奮を隠せなかったのでは・・・とも思った。

シュトロハイム「フッ・・・我が名はシュトロハイム、ルドル・フォン・シュトロハイム。
         誇り高きドイツの退役軍人さ。」

モニカ「あ・・・私はモニカです。」

こうしてモニカはシュトロハイムと知り合う仲となったのである。
緊張の反動か、モニカは直ぐにドレスを探すでなくシュトロハイムの会話に付き合った。
本当に人付き合いが久し振りなのか、シュトロハイムは楽しげによく喋っていた。



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24