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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】


[826]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/18(金) 21:16:26 ID:???

> モニカ「 」→ クラブ5
>《スペード、クラブ》 あとは怪我だけが心配なんですよね…もう何回も手術してますし。
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モニカ「あとは怪我だけが心配なんですよね…もう何回も手術してますし。」

三杉「そうなんだよ…。 彼と同じフィールドに立ちたいと願っているけれど…。
    僕がトップに上がって、そして試合に出れる時…彼の足が健在であって欲しい。」

モニカ「こんな事は思いたくないですけれど、もうあまり時間はないかもですね…。
     でも大丈夫、ミスギさんだったら間に合います! 私、応援してますから…
     ミスギさんの事もファンベルグさんの事も…!」

三杉(なんだろう…不思議な話だな。 今まで数知れない女の子から黄色い声で応援されてきたが、
    それとは嬉しさが全然違う……本当に不思議だ。)

応援を受けて それが力になった記憶は三杉にはほとんどない。(両親の応援など、例外はあるにせよ)
何故ならば、三杉の力は常に自らの内側から生み出していたものだからである。
努力の過程においても、そして試合におけるピンチにおいても…だ。

そういう意味で、このモニカの応援は他とは全然違って聞こえていた。
三杉は心の底から「ありがとう」という言葉をモニカに返すしかなかった。
…ファンベルグというユトレヒトの白鳥は今、モニカに対して大きな力を貸していた。



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