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【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】


[847]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 17:35:30 ID:???

??「ふんっ、流石の反応じゃなルーベンよ。
    儂はマチルダ尽之助…今現在ウルグアイユースの監督じゃ。」

ルーベン「あぁっ!? ぶっ殺すぞこのクソ爺…って、なんだぁ? ウルグアイの監督ぅ?
      って事は何か? ルベンスのバ監督はクビになったってか?」

ヒャヒャヒャヒャとルーベンはバカにしたような笑いを返した。
彼にとっては怒りは霧散するほどのグッドニュースだったのだろう。
一頻り笑って落ち着いた後、ルーベンは再び老人の方に顔を向けた。

ルーベン「…で、それが何だってんだ? 今更ウルグアイがオレに用があるってのか?」

マチルダ「ま、そういう事じゃな。 ワールドトーナメントで貴様を使ってやるっちゅう話じゃ。」

ルーベン「っ冗ーーー談! 雑魚揃いのウルグアイで今更何しようってんだ!
      ビクトリーノとカノーバにオレ一人加わったところで通用すると思ってんのか!?
      今の世代のバカみたいなレベルの高さを解ってねぇんだろ!
      ウルグアイが世界一だったのは半世紀も前の話だって理解しろ爺ぃっ!!」

ルーベンは怒りを撒き散らすように言い放った。
1国のクラブチームのトーナメントで、たった1週間の期間でどれほどの屈辱に塗れたかわからない。
さらに国際大会ともなれば、トップクラスのチームの選手層は計り知れたものではない。
そしてウルグアイにはまともに戦えるレベルの選手はほとんど居ない。
ジョアンのチームに入り、優勝を夢見ていたルーベンにとってはふざけた誘いとしか思えなかった。



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