※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【まさかの】Another-C_2【色恋沙汰】


[857]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/02/19(土) 19:15:02 ID:???

ルーベン「テメッ…どういうつもりだ…!」

火野「あん? どういうつもりも何もねえよ、飲めって。」

そう言うと、自分はサッサと缶のプルタブを開け、ゴクリと一飲みする。
先程の真っ赤な顔からは考えられないほど平静な様子に、ルーベンも思わず毒気が抜かれる。
そのルーベンの表情の変化を見定め、マチルダはルーベンの隣に歩み寄った。

マチルダ「心配せんでも儂の驕りじゃ。 ほれ、あそこの自販機で買わせてきた。」

ルーベン「……… ケッ…!」

半ば自棄気味にプルタブを開け、ルーベンもスポーツドリンクを口に入れた。
口内に漂っていた血の味が、甘酸っぱいドリンクによって消されていく。
それと共にルーベンは、自分の中の陰鬱な気持ちがあまり存在していない事に気付いた。

ルーベン(ありゃ…? 昨日、いやついさっきまで何もかも億劫だったのに…何なんだこりゃ。)

マチルダ「ふむ、憑き物が取れたような顔をしておるな。
      さっきまで追い詰められた強盗のような目をしとったぞ?」

ルーベン「むが…!? この爺ぃ抜け抜けと…テメェに何が判る!
      それに強盗のような目ってな…! それ言ったらアイツは殺人鬼の目じゃねーか!!」

火野「はっはっは…なるほど、言い得て妙だな。」

ルーベン「そこ、笑ってんじゃねーよ! 殺人鬼って言われてんだぞ!?
      実際にオレかなり死にかけたけどな! ホンッと…何なんだよテメーらは!?」



名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24