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【凶悪なる】キャプテン霧雨65【炎来たる】


[56]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/01/06(木) 21:56:05 ID:???
シュナイダー「(マリーは明日観戦に来てくれるだろうか…来てくれるだろう、お兄ちゃんの晴れ舞台なんだ…)」

皇帝と呼ばれるFWで途轍もないシスコン、カール・ハインツ・シュナイダー。

シェスター「後一戦で念願のニンジャと戦えるぞ!ヒャッホー!!」

精密機械との異名を持つ忍者というか日本文化マニアのMF、フランツ・シェスター。

ミューラー「(………試合前なのに熊を食べないのか…)」

幻のGKと呼ばれ、驚くほどに常識が欠如しているGK、デューター・ミューラー。

カルツ「(何故キャプテンのシュナイダーちゃんじゃなくてワシがまとめ役なんじゃああああああッ!!)」

他のメンバーや監督は、そのカルツに彼ら問題児の多くの投げっぱなしにしていた。
西ドイツがチームとして空中分解せずここまで来たのは、彼の尽力のおかげと言っても過言ではあるまい。

カルツ「おいマーガス!カペロマンとポブルセンの言い争いに仲裁に…」

マーガス「え?ちょっと待ってくれよ。俺さ、核弾頭って酷いあだ名ついてて彼女はおろか友達もいないんだよ。
      カルツ、どうやったら俺に友達ができると思う?」

カルツ「ワシが知るかァッ!!!」

全日本の苦労人代表が金木なら、西ドイツの苦労人代表が彼、ヘルマン・カルツだった。
この異様な面子の中、カルツの性格的な特徴は特にない。強いて言えばおっさん臭い喋りと面構えなぐらいである。
幸いな事に、これらの選手たちは試合となれば私情を挟まず勝ちに向かうという姿勢がある。
試合中の心労がぐっと減っているという点で、カルツは金木より恵まれた環境にいると言ってもいい。


0ch BBS 2007-01-24