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銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜


[341]銀河シュナイダー伝説:2011/01/14(金) 23:38:05 ID:DdROKdHU
話を元に戻そう。

つまり彼にとってスポーツマンシップとは相手の足枷でしかなく、自身の優位性をより確実に保つ
ものでしかなかった。

彼の耳につけられているのは小さな盗聴受信機。耳殻を直接振動させることで鼓膜を使わずに
脳細胞へその情報を伝える形であり、その特性ゆえに非常に小さく、また受信機外の会話も可能と
なっている。

リーベルト「意外だねぇ。ルンゲの昨日の動きを見ても尚FWに固執するのか。僕としては
彼が対決を恐れて下がってくれれば楽に勝てると踏んでいたんだけど」

まるで独り言のように…いや、実際にそれは独り言であるのだがそう呟くモンスター。

しかし、その一言一句を聞き逃すまいとする崇拝者によってそれは纏められていき、
彼らの戦術ボードにはいつしかシュナイダーたちが決めたフォーメーションや戦術プランが
書き並べられていた。

リーベルト「まあいいさ。結局彼がFWに固執するという案は作戦プランの一つにある。みんな、
よく聞いておくれ…」

親が親愛な子供に話しかけるように、女が男を優しく誘惑するように、蠱惑的な毒をもった言葉が
回りを包み、やがて作戦が決まる。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24