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銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜


[835]銀河シュナイダー伝説:2011/01/26(水) 00:43:02 ID:Gv5Rqy7Q
シェスター(それにしても成り行きとはいえ…こりゃシュナイダーたちにも呆れられたかな?)

一番最初は偶然である。校庭裏で如何にも気の弱そうな女性士官学生が、如何にも横暴そうな
士官学生に求愛…というなの暴行を受けようとしていた。フェミニストである彼がそれを
ただ見過ごす事など出来るはずもなく、その女性士官学生の彼氏と名乗り出て決闘を行ったのが最初。
それから、女性たちのなかで噂となり、噂が噂をよんで今に至っている。

女の子2「あ、あの。よろしければ…これから…」

顔を真っ赤にして今にも告白しようとする女性。

偽りの関係でもそれが続けばいずれは真実となる。元々顔立ちに関しては全く文句のない青年に対し
恋愛感情を抱く少女は少なくなく、こういった展開は後を絶たない。

しかし、シェスターはそっとその柔らかな唇に指を当て言葉を制する。

女の子3「そ、それじゃ、みんなでソリ・シアターにでも行きましょうか」

抜け駆けはしない。それもまた少女達の不文律。恐らくこの10人を超える女性の半数程は本当に
彼に恋をしているのだが、それはまたもや消化不足のままジルベスターという特別な日を
映画館で過ごすという、いいのか悪いのかよくわからない行動で消化するのだった。

…そのはずだった。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24