※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜


[851]銀河シュナイダー伝説:2011/01/26(水) 03:18:10 ID:Gv5Rqy7Q
エルゼ「凄いですね。さすがは星々をめぐることを生業としようとする方」

最初の頃はこちらが貴族ということもあり必要以上に萎縮していたが、どうやらこちらの方が地で
あるらしくエルゼは落ち着きはそのままに、多少砕けた言葉遣いをはじめていた。

シュナイダー「だが…あそこは確か私領だったはず。」

帝国の上流貴族の最大の特権である私領は、その貴族によって統治権を認められた荘園であり、
そこで暮らす人々も一般的にはその人物の所有物…というのが貴族の見解だった。
その考えの延長にあるのはエルゼもメッツァも市民権のない農奴階級という事なのだが…

エルゼ「ぶー。残念ですわ。確かに領主様はいるけどれっきとした直轄領。ハーン伯様は
代理統治しているだけです」

なるほど。確かにそのような統治の仕方もあるのだろうとシュナイダーは思う。そちらの方向への関心は
薄いためあまり気にしていなかったが、今後のために必要だろうと次々と質問を繰り返すあたり、彼は
単なる軍人で一生を過ごすだけでは気が済まないのかも知れない。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24