※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

銀河シュナイダー伝説2 〜青雲篇〜


[978]銀河シュナイダー伝説:2011/01/29(土) 18:40:10 ID:jUeIzgiA
???「なに、そんなに恐縮しなくてもいい。どうせ真面目にしていたわけではないのだろう?」

アル・サレムと呼ばれたやや頬のこけた中年男性は全てを見透かしていたように教官らしくない
屈託のない笑い声で返事をする。

モリサキ「サレムのおっさん。一体いつまでこんな無意味な事しなきゃいけねーんだよ」

敬礼もせず、一秒でもこの罰から逃れようと相変わらずモップでリノリウムの床を拭くモリサキは
全く悪びれず言葉を発する。

アル・サレム「お前は恐縮しなさすぎだ。ま、そこがお前の強さだろうが、内心はともかく表面は
上官に付き従う事を覚えないと死地に放り込まれるぞ」

モリサキ「死地こそ俺の望む戦場だよ。そこで生き残れば嫌でも出世する。それを繰り返していずれは
統合作戦本部長…いや、最高評議会にうって出るのもいいな。おっさん、そのときには俺の主席顧問として
取り立ててやるから楽しみにしてろ」

全く悪びれずにこういう体言荘厳を使うのがモリサキであり、それが敵と味方を数多く作るのだが、
どうやらこのアル・サレム少将はモリサキの味方であるようだ。

アル・サレム「そういう言葉を吐く奴ほど速く死ぬ。だが…そうだな。ほんの一握りは確かに
その言葉を有言実行してしまう不思議な才能を持つものもいる。お前が後者であるという保証は
どこにもないが、俺より階級が高くなったらそのときは頼む。あ、そうそう、シトレ校長から
その部屋が終わるまでは帰宅する事まかりならん。との伝言だ」


0ch BBS 2007-01-24