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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】


[208]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/10(月) 23:47:43 ID:???
藍「君の熱意は買うが、それ以上はやめておきなさい。 無闇な練習は体が持たない。
  それ以上吹き飛ばされては、実力をつける前に体を壊してしまうよ」
井沢「だが、俺は……!」
藍「やめておきなさい。 私はコーチだ。 言う事は聞いてくれると、助かるな」
井沢「ぐっ……!」

物腰は柔らかいが、しかし、だからこそ強く聞こえるその言葉に井沢は一瞬萎縮し……。
やがて小さく舌打ちをしてから、ふてぶてしく了承の意を伝えるように頭を下げる。
その行動から、藍の言葉に反感を抱いているという事は藍にも理解出来ていたが……。
それを受けても藍はにこりと笑みを浮かべながら、嬉しそうに頷くと。
サッカーボールを片手に持った後、井沢の手を引いてゴール前から離れる。

井沢「えっ……ちょっ、何を……? 練習をやめるんじゃ……?」
藍「私が言ったのは、無茶な練習はやめなさいと言うことだ。 あのまま吹き飛ばされ続けては、体力が持たないからね。
  そして、もっと効率のいい練習、というものがある。 それをこれからやろうという事だ」
井沢「えっ……コ、コーチをつけてくれるのか!?」
藍「無論だ。 その為に私はここにいる」

よもや個人的にコーチをしてもらえるとは思っていなかったのだろう。
井沢は唖然としながら、藍を見やるのだが……藍は笑みを絶やさぬままボールを蹴り。
井沢にパスを出しつつ、その口を開いた。

藍「さぁ、始めよう。 時が惜しい」
井沢「は……はい!」
藍「(さて、どの辺までものになるか……私と彼の相性如何だな……)」


0ch BBS 2007-01-24