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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】
[238]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/01/12(水) 01:24:12 ID:???
映姫「軽口は結構です。 そう、あなたは少し調子に乗りすぎる……悪い癖ですよ」
ヘルナンデス「(エイキちゃんは真面目な委員長さんタイプの女の子。リーダーシップをすぐ取りたがる。
でも、本当は誰よりもおにいちゃんに甘えたい甘えんぼさんなんだよね)」
映姫「聞いていますか?」
ヘルナンデス「勿論! エイキちゃんの話はちゃんと聞いてるよ」
地獄を取り仕切る閻魔であり、あの八雲紫ですらも恐れるといわれる四季映姫。
長く、平べったい木製の悔悟の棒を両手で持ち。
ちょっとゴツい感じの帽子は、小さな頭には納まりきらないのかややだぶだぶ。
偉い閻魔様でありながらその身長はあまり高くなく、フランドールや諏訪子と変わらず……。
これまた特殊な性癖を持つヘルナンデスのストライクゾーンであった。
それゆえに、ヘルナンデスは映姫の説法を聞き流しながら笑みを浮かべて色々と失礼な事を考えるのだが……。
映姫は小さくため息を吐くと、その悔悟の棒をヘルナンデスの面前に突きつけ、口を開いた。
映姫「私達が何故派遣をされたのか、貴方はわかっていますか?」
ヘルナンデス「へ? それは……勿論、僕達が幻想郷という場所と戦えるレベルを身につける為だろう?」
映姫「その返答では真の目的は勘付いていませんね……あなたは少々過去を振り返らなさ過ぎる」
ヘルナンデス「……どういう意味だい?」
突如として、問答を挑んでくる映姫を前にし……流石のヘルナンデスも絶句をするのだが……。
映姫はヘルナンデスを見やりながら小さく首を振り、更に続けた。
映姫「今のあなたは黒です。 私達が何故派遣をされたのか……その意味を、私達がいる間に必ず見つけなさい。
そして、何をすべきかもです。 それがあなたに出来る善行よ」
ヘルナンデス「(黒……エイキの下着の色かな? 僕は純白の方が好みなんだが)」
威厳たっぷりに言う映姫を前に、しかし、ヘルナンデスはヘルナンデスだった。
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0ch BBS 2007-01-24