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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】
[240]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/01/12(水) 01:26:40 ID:???
どす黒い憎悪の感情を見せながら、ゴール前で構えを取る若林。
さとりはその若林の感情に一瞬怯みながらも……ボールを持つと同時、ドリブルを開始して一対一の練習に付き合う。
GKでありながら、MFも十二分にこなせるだけの実力を持つさとり。
そのボールコントロールは一流とは呼びがたいが、さりとてザコレベルのものでもなく。
更にはその心を読む能力によって、若林は今までの練習では悉く裏をかかれ続け、一度も勝利が出来ていなかった。
今度もまた、さとりが若林の腕をかいくぐりゴールネットを揺らすかと思われたのだが……。
クイイッ……
若林「(ドリブルで来る、ドリブルで来る、ドリブルで来る、ドリブルで来る……!)」
さとり「(ふむ、ドリブルをご所望……ならばここはシュートッ……!?)」
ドリブルで来る筈だと読む若林に対し、さとりは裏をかいてシュートを放とうとするのだが……。
しかし、シュートを放とうとした瞬間、気づいてしまう。
若林の体によって、あらゆるシュートコースが防がれ――どこにも蹴ることが出来ないという事に。
さとり「そっ、そんな……まさか!?」
若林「貰ったァッ!!」
うろたえるさとりを前にし、ここが好機と見たか……一気に飛び出しボールを抑える若林。
その俊敏な動きにさとりは一歩も動けず……若林は目論みが上手くいったとにやりと笑みながら立ち上がり。
自慢げにさとりを見下ろしながら、ボールを返す。
若林「ふん……見たか。 心を読まれようが、いつまでもやられっぱなしでいる俺じゃない」
さとり「……お見事です。 先ほどのは、狙って?」
若林「当然だ。 ……心を読まれるならば、例え読まれようが裏をかかれないようにすればいい。
つまり、相手に行動の選択をさせない――俺が相手の行動を操作すればいいんだ」
さとり「口で言うのは簡単ですが……。
(それを実際に行うのは、相当なセンスが必要ですよ。 やはり、源三君は凄まじいセンスの塊ですね……)」
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0ch BBS 2007-01-24