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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】
[426]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2011/01/17(月) 00:22:48 ID:???
全幻想郷Jrユース 合宿25日目
明くる日の午前中の全体練習は、いつもとは少し様子が違っていた。
いつもならばポジション毎に散らばり、それぞれがコーチや監督から指導を受けて練習をするのだが……。
今日は24人、全ての者達が一同に会し、2チームに分かれてのミニゲーム方式で指導を受けようとしていたのである。
紅白戦でもするつもりだろうかと一同が思う中、監督である輝夜はコホンと咳払いをした後。
周囲の注目を集めると、その口を開く。
輝夜「今日はいつもとは違って、ちょっとした戦術の練習をするわよ」
チルノ「せんじゅつ?」
輝夜「そう。 ……咲夜!」
咲夜「うっ……ま、まさか……」
輝夜「あの全員攻撃の仕方、今日の午前中だけで完全に出来るように全員に叩き込んで。
えーっと、なんだっけ? 『全選手ナイトメア』だっけ?」
反町「(不夜城カップ決勝戦で見せていた、なだれ攻撃か……)」
今日の練習の目的は、より高度なレベルでの連携が出来るようになる事であり。
試合中に取れる戦術の練習――即ち、咲夜の持つ全員攻撃をする戦術、『全選手ナイトメア』の練習をする事となる。
輝夜が咲夜に全員に『全選手ナイトメア』での動き方をレクチャーするようにと指示をすると。
咲夜は頬を真っ赤に染めながら、大仰に深呼吸をした後、一同に視線を向けながら『全選手ナイトメア』についての説明をしていく。
そして、午前一杯の時間を使って、幻想郷Jrユースの面々は、
咲夜の号令一つで『全選手ナイトメア』を使えるレベルまで連携レベルをアップさせるのだった。
輝夜「使い時こそ難しいけれど、これはこれで強力な戦術だしね。
しっかし、レミリアっていうカリスマ的存在の元で統率されてる紅魔ならともかく。
まるで一枚岩じゃないこのチームでもあの戦術が使えるとは思わなかったわ」
パチュリー「チームワークとは、仲良しサッカーではないわ。 目立ちたがり屋が多い分。
零れたボールをフォローしたり、敵のボールを奪い返したりは誰だってするわよ」
輝夜「ま、一日で覚えられたのは好しね。 明日はあんたの戦術特訓するから、よろしく」
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0ch BBS 2007-01-24