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【´・ω・`】幻想のポイズン47【´・ω・`】


[536]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/01/20(木) 00:09:35 ID:???
>F.ミッションを達成したと報告する
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反町「ビデオ、全部見終わりましたよ!」
パチュリー「……そう」
反町「(あれ? 反応薄い……)」

あの量のビデオを全部見終わったぞ、と半ば自慢をするように言う反町だったが……。
しかし、パチュリーは未だに本から視線を逸らさず、小さく頷くばかりであり。
反町としては期待していたような反応ではなく、どこか釈然としないのだが……。
そもそもパチュリーが感情的になっている場面をあまり見た事の無い反町は。
こんなもんなんだろうと判断し、次に何をすればいいのか、とパチュリーに問いかける。

パチュリー「……それはそれとして、どう、ビデオを見て? もう、それなりには自信がついたんじゃない?
      どんなキーパーが出てきても、苦手なコースを見つけ出すのは」
反町「そ、そりゃまあ……あれだけ見せられたんですから、自信はありますけど……」
パチュリー「……なら、後は実戦で試すだけで、モノに出来るわ」
反町「えっ!? ほ、本当ですか!? てっきりまた課題を与えられるもんだと……」
パチュリー「あのビデオを見ただけで、イメージトレーニングはしっかりと出来ている筈よ。
      だから、後は実戦でその成果を見せて、モノにするだけ……だけど」
反町「だけど?」
パチュリー「現時点でモノにするか、それとも更に高みを目指すか、あなたは選ぶ事が出来るわ」
反町「……ど、どういう事ですか?」

まさかこの段階で、自分にもスキルを会得出来るとは思ってもいなかった反町は。
パチュリーの既に実戦でものにする段階へと来ているという言葉を浮き足立つのだが……。
パチュリーはそんな反町を片手を翳して制すると、ようやく顔を上げ。
反町を見つめながら、その小さな口を開く。


0ch BBS 2007-01-24