【人生は】城山正の挑戦２０【上々だ】

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【人生は】城山正の挑戦２０【上々だ】

[213]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2011/01/23(日) 00:33:15 ID:2/imOn6o
Ｂ　大会前の調整もできます。東京の宿泊施設・武蔵の里　サンドイッチ
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白瀬「サンドイッチっておいしいよね。片手で食べられて挟むだけで簡単だし」

そう言ってタマゴサンドの最後の一欠けらを頬張る白瀬。
右手にはどこの部品だか分からないが金属の塊と工具が握られている。

城山「飯くらい落ち着いて食べりゃいいのに」

同じくツナのサンドイッチを食べている城山。

白瀬「こう見えて結構忙しいんだよ、ボク。やっとケッテンクラートも調子が上がってきたし、これでドコへでも行けるし」

視線を縁側に止めてある三輪バイク（ただし後輪はキャタピラ）にやる。

城山「しっかしなんだって戦車なんだよ。山だの荒地だの行くんだったらジープとかパジェロとかでもいいじゃん」
白瀬「戦車じゃないって。普通の車なんて高いから手が出ないよ。コレだってほとんど鉄くずの状態から直したんだもん」
城山「はー。たいしたもんだ」
白瀬「そのうち超信地旋回もできるようにいじりたいな」
城山「……超しん……ナニ？」
白瀬ちょう、しんち、せんかい。ほらたまに戦車とかブルドーザーとかがその場で向き変えるの見たことあるでしょ。アレ」
城山「あー美津乃ちゃんもよくやってんな。車庫入れとか気分で。コレも車庫入れ大変なんだ」
白瀬「美津乃ちゃんがやってるドーナッツターンとは違うんだけど……まあいいや。別に車庫入れのためじゃないよ。
なんていうか……ロマン？浪漫だね。せっかく履帯ついてるんだし、やりたいじゃん」

少年のような瞳で白瀬は言い切ると、黒酢に手を伸ばす。これもサンドイッチと一緒に城山がパシッてきたものだ。

白瀬「で、なんだっけ？明日の天気だっけ？スーパー南葛の大根の値段だっけ？」
城山「んなもん、オレが知ってどうするんだよ。東京にある、いい泊まる場所だよ。サッカーできる施設もあるとかっていう」
白瀬「やだなー。怒んないでよ。怒るとハゲるよ？」

ベランダから部屋へ戻ると資料らしきメモ束を取って帰ってくる。

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