【人生は】城山正の挑戦２０【上々だ】

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【人生は】城山正の挑戦２０【上々だ】

[214]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2011/01/23(日) 00:34:32 ID:2/imOn6o
白瀬「えっと住所と電話番号はコレね。予約は一週間前から出来るから、タヌキが取れなくても心配いらないよ」
城山「タヌキ？」
白瀬「皮算用。大会の結果が出てからで間に合うってこと。
慌てて予約して東京観光したり、キャンセル料取られたりしないから安心して」
城山「ヘン。今年のＳＣは強いぜ？県大会なんか飛び越して全国優勝だって見えるくらいだ」
白瀬「見えるだけならその辺の小学校チームにだって見えてるって。
ボクが見るにＳＣはスタミナとスピード、あとジャンプ力が弱点だね。
相性を考えると力任せに攻めてくるチームに注意しないとまずいかもね」

別のメモ帳を取り出すとＳＣの弱点をズバズバと指摘する白瀬。

城山「うぐ。ま、まあどうにかなるだろ」
白瀬「あ、一番の弱点を言い忘れてた。言っていい？」
城山「まだあんのかよ」
白瀬「ＳＣの一番の弱点はベンチだね」
城山「控えか？瀬名とか井沢とか結構充実して……」

チッチッチと指を振り片目を瞑る白瀬。

白瀬「監督もわかってるでしょ？一番の弱点は、カ・ン・ト・ク（はぁと）」
城山「うわ～～ん」

泣きながら城山は走っていった。

白瀬「ま、わりとどうにかなるんじゃないかな。頭はともかくあの子達しっかりしてるから」

やれやれと最後のサンドイッチに手を伸ばし、それをくわえると白瀬は作業に戻った。

全国大会出場後、東京で宿泊する施設の当てが出来ました。出場が決まったらまた選択肢をだします。

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