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【人生は】城山正の挑戦20【上々だ】


[342]城山正@出先:2011/01/30(日) 17:57:52 ID:lM2P/Jog
存外凶悪なポルターガイスト現象に見舞われた城山だった。
助手のサイ九郎を召集するまもなく続けて自動ドアが開き鬼が入ってきた。
いや、鬼ではなく般若、もしくは夜叉とか羅刹、それに類するものだった。

美津乃「あーもう!どうしてくれようかっ!」

開口一番わめき散らす美津乃。
その剣幕に城山はそっと靴紐を包装してあったビニールを後ろ手に隠し尻ポッケにねじ込んだ。

美津乃「まさか飼い犬に手を噛まれるとは思わなかったわ。ねえシロちゃん?」
城山「か、噛んだりしてないぞ」
美津乃「シロちゃんじゃないよ。川島さん。んにゃ川島」

ギリギリと歯軋りする美津乃から意外な名前が漏れた。

城山「川島さん?」
美津乃「さん、づけなんかしなくていいから。あんにゃろう村さ来のスパイだった」
城山「は?スパイ?スパイっていうと007とか009とか持ってる殺しのライセンスだかマーダーライセンスだか持ってる、あの?」
美津乃「そんな免許があるなら合宿行ってでも取ってくるって」

背景に黒い炎を吹き上げながらバックルームに行くと冷蔵庫から冷やしておいた 緑茶 を取ってくる。
プルトップを開けるや否や一気に飲み干すと、怒りに任せてスチール缶をひねりつぶす。

美津乃「くぁーっ!最近おかしいと思ってたらこうゆうことだったとはねえ!」

摂取した水分をすぐさま放熱に使用しながら美津乃が口角泡を飛ばして語った内容は、
・川島芳子は村さ来のスパイだった。
・今日村さ来の様子を見に行ったところスタッフジャンパーを着て参加していた。
・問い詰めようと近寄ったら村さ来のスタッフ総出で食い止められた。
・どうにか蹴散らしたが路上イベント開催に伴う交通規制の関係で付近にいたプレデター府警さんも介入してきた。
・国家権力と事を構えるわけにはいかないので尻尾を巻いて退散してきた。


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0ch BBS 2007-01-24