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【人生は】城山正の挑戦20【上々だ】
[352]城山正 ◆2veE6wGXw2
:2011/02/01(火) 00:41:05 ID:bZokS6/6
入り口で別れてからきっかり120秒後。
ドドメ色のトランクス型水着一丁の城山が売店の前にたどり着くと既にスク水美津乃は所在なげにしていた。
脱ぐだけだった美津乃と、脱いで履くプロセスがあった城山との差が出たらしい。
最初プールの方を向いていた時は現役中学生かと思ってスルーしそうになったことはないしょにしておく。
城山「おう。待った?」
美津乃「待った。30秒位」
城山「そいつは悪かった」
まったく悪いと思っていない口調で詫びる城山。当然美津乃も秒単位で怒るほど鬼ではない。
ジリジリと肌を焼く感覚を気分よく味わいながら流れるプールの方へと足を向ける。
だが、次の瞬間ニコニコとしていた表情が豹変し裏返った声で悲鳴を上げた。
美津乃「そんじゃあ、まず――ああぁぁっっ!しまったーっ!」
城山「な、なんだ!?どうしたっ!?」
美津乃「浮き輪もビーチボールも忘れたーっ!」
両手で頭を抱えて天を仰ぐ美津乃。
城山「……なんだ。そんなことか」
美津乃「そんなことじゃないって、ボートも足ヒレも水中メガネもシュノーケルも水鉄砲も童友社のイー401も銛も忘れたんだよ!?」
城山「なんだかプールじゃ使っちゃいけないものも混ざってる気がするけど、持ってきてないなら無罪か」
美津乃「売店で貸し出しもやってるから、なんか借りようよぅ」
城山「ハイハイ。何借りんの?」
手を引かれるままに売店へと向う。
店先には既に膨らませてある色とりどりの浮き輪や2人乗りのゴムボートなど転がされ貸し出されるのを待っている。
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0ch BBS 2007-01-24