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【人生は】城山正の挑戦20【上々だ】


[775]城山正 ◆2veE6wGXw2 :2011/02/26(土) 02:59:34 ID:Oobf6V1U
締めのミーティングをさくっと終わらせると解散し試合会場の入り口で子供達を見送る。
アスファルトの上には逃げ水が揺らめいている。

城山「……あちいな」

日照りに強いのは選手だけ。瞬く間に舌を出してだらしなく歩き始める城山。
いくら歩いても水場は近づかず、一定の距離を保って揺らめいている。
干からびる一歩手前まで追い込まれたところで立ちくらみ天を仰いだところでピーカンの青空が捩れて明滅した。

城山「ぁ〜〜〜」

渦巻く空に落ちていく感覚。
次に頭に接したのは柔らかいものだった。

美津乃「ちょっ!?シロちゃん!?なにっ!?何ごと!?」
城山「なにがどうした!なにこのやわこいの」

顔と手になにやら柔らかい感触があった。そして耳をつんざく美津乃の声。
ただ事ではないと顔を上げると状況が飲み込めた。
クリスの召喚によって呼び出された地点がソファーに腰掛けていた美津乃のちょうど真上だったらしく、
城山は美津乃の下腹部に顔をうずめるように倒れこんでおり、
その右手は美津乃のかろうじて掴めるほどあった左の胸に添えられていた。

美津乃「コトと次第によっちゃ出るトコ出るし!出すもの出すよ!?シロちゃんのはらわたとか」

じゃきんとバールのようなものを構える美津乃。すかさずひっくり返ってお腹を見せて降参のポーズを取る城山。

クリス「召喚が雑だったようですね。すみません。それでは行きます」

顔色1つ変えず詫びのような台詞と共にクリスは手を振りエニウェアへのゲートを開いた。


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