【人生は】城山正の挑戦２０【上々だ】

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【人生は】城山正の挑戦２０【上々だ】

[961]城山正 ◆2veE6wGXw2 ：2011/04/03(日) 02:21:53 ID:???
そして一人篭ごと差し出す糸井。

城山「……でかいバッタが入ってる」
糸井「バッタじゃありませんリオックです」
城山「りおっく？」
糸井「インドネシアの悪霊ともソフトインセクト最強とも言われるお化け肉食コオロギです」
城山「そりゃまた、なんかすごそうな奴だな、オイ」
糸井「……転校した先でナメられないよう、すごい奴を持っていけってお姉さんが……。
これならタランチュラにも勝てるって」
城山「物騒な話だな。オイ。
それにしても白瀬もよくそんなのが生息してる場所知ってるよな。そもそも日本に野生でいるのかよ、そのリオックやヘラクレスって」

城山の投げかけた最もな疑問には師匠が答えた。

師匠「なんでも南葛市の均衡には普通の生態系に見られない生き物が多くいるらしいッス」
飯塚「怪獣とか出るしな」
城山「あー」
師匠「あとはこの間レッドキングに沈められましたけど、豪華客船えすぽわーるが入港した後にその傾向は強かったみたいッス」
城山（……えすぽわーる……翼の親父の船だった奴か。なんか納得の理由だな）

思い当たることだらけの地元に少しうんざりしてしまう城山。

城山「……まあいいや。遊ぶのもいいけど怪我とかすんなよ？瀬名や井沢、朝比奈が手薬煉引いてレギュラー狙ってるからな」
島崎・師匠・飯塚・糸井『サーッ！！！！』
城山「うし。そんじゃまた試合の日にな」

手を振って解散を促すと自分も高くなった日差しの中を歩き出す。
折檻を覚悟でニケに戻るか、暑いだけの自宅に戻るかを決めあぐねたまま。

今日はここまで。
明日は新スレ立てて、準決勝……新スレだけで力尽きるかも。容量の限界までスレタイも募集します。
それでは改めてこれからもよろしくお願いします。

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