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【今年の冬は】キャプテン正美7【まーさみー】
[210]キャプテン正美:2011/01/26(水) 20:39:29 ID:???
さて、修哲側へカメラを向けてみよう。
そこでは、たった今失点を喫した敵@若林が唸っていた。
敵@若林「ぐううっ…」
練習は裏切らないはずではなかったのか。
鍛えに鍛えて、中学生では、それも女子ではまれなほどの鋼の肉体をつくりあげ、
並ぶ者の少ないほどの卓越したゴールキーピング技術を身につけたはずだ。
あまりに個人練習に集中しすぎたため、チームメイトとのコミュニケーションをおざなりにしていたが、
チームメイトなど実力を見せればついてくると思っていた。
実際、夏の県予選で南葛と対戦し、4失点するまではそうだった。
何が悪かったのか。どこで歯車が狂ったのか。
それは誰にもわからない。 カ ー ド
しいて言うならば、彼女は「サッカーの神」に愛されなかったのだろう。
悔いても失点は消えない。
味方が得点を取ってくれることを信じ、更なる失点を防ぐ以外にはないのだ。
キーパーは孤独な稼業ときたもんだ…、とは誰の台詞だったろうかと、
どうでもいい思考が敵@若林の頭をめぐった。
敵@若林「みんな、頼む。頼む、どうか点を取ってくれ」
修哲イレブン『…!!』
もはや恥も外聞もない。
敵@若林は、生まれて初めてチームメイトに頭を下げた。
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0ch BBS 2007-01-24