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【虐殺試合は】キャプテン霧雨66【遠き夢】


[822]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2011/02/12(土) 00:46:23 ID:???
放たれた時、一部の人間たち……リセットされる以前の試合よりも多くの人々にも見えた。
そのインパクトの瞬間に迸る、稲妻の如くの激しい光。
見える者にっとてそれはフィールド全体を覆いつくすかのような凄まじい閃光であった。

ハルドリッヒ「ぐへええええええええええええええ!!?」

マイヤー「ごっぱああああああああああああああああああ!!?」

マガトゥー「ずぎゃあああああああああああああああああぎ!!!?」

ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

暴走間近のフルパワー、そしてボールの真芯の更に芯を蹴り抜くライジングインパクト。
それも偶然ではない。空は半ば確信してこのシュートを放った。
その破壊力はこの場に数多いるストライカーのどのシュートの威力…いや、この大会の誰と比べても負けはしない。
距離など関係ない。例えゴール前から放ったとしても、このシュートの威力が落ちることはない。そもそもの飛距離からして桁違いなのだ。
もはやシュートとは呼ぶのも憚られるほどの一撃は、壁をバターを切るようにして破り。

ミューラー「(あの光は…なんなんだ!?!?)」

考えながらも、ミューラーの体は空のシュートに対して反応しようとする。

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ………
                            ブヂィッ!
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!

ミューラー「あっ……!?」

だが、それすら出来ない。空のアトミック・バズーカはミューラーの反応速度を完全に超えていた。
パワーこそ乗るが弾速はやや遅い。普通ならば。
しかし、今のシュートはその上に速度まで乗り、触れただけで吹き飛ばされるような威力を有していた。
ミューラーすら何も出来ない速度でシュートはネットを突き破り、背後のコンクリートにボールが轟音とともにめり込む。


0ch BBS 2007-01-24