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【秋の祭典】キャプテンEDIT22【ラストコール】


[117]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/01/22(土) 16:25:39 ID:???
また大前派以外にも独自に動きを見せる者もいた。
準決勝で不本意な結果に終わった国岡である。

国岡「ちっ、どいつもこいつも俺を舐めやがって……見ていろよ、決勝でこそ俺の活躍であっと言わせてやるぜ!」

あの局面で国岡へパスを出さなかった本多。それを受けてゴールした大前。このことを咎めるでもない監督。
……そして、自分をまるで相手にもしなかった敵たち。
彼らに怨嗟を吐きながら、国岡は並べたコーン目掛けてパスの練習に励む。
が、

国岡「くそっ、どうにも集中できねえな……」

苛立ち半ばの心境では、なかなか練習に身が入らなくて当然である。
なかなか狙い通りに飛んでいかないボールに、ストレスが溜まる一方だった。

???「……おっと、これはなかなかレアなシチュに出会った感」

国岡「!? だ、誰だっ!」

唐突に背後から掛かった声に、国岡はパス出しの練習を止めて振り向く。
そこにいたのは、

宇津木「おいィ? 俺は同じチんムメイトなんだが? 声くらい憶えておけといいたい」

試合では、国岡と逆のサイドに配置されている宇津木だった。

国岡「……誰かと思ったら、雪村の腰ぎんちゃくかよ。冷やかしに来たんなら帰りな」

冷たい声音で言い捨てると、再び練習に戻っていく国岡。だが、宇津木はその背に向けて更に言い募る。


0ch BBS 2007-01-24