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【秋の祭典】キャプテンEDIT22【ラストコール】


[642]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2011/01/31(月) 00:56:08 ID:???
〜ハーフタイム〜

やす子「……前半の出来は、100点満点中30点」

控え室に引き上げた一同を出迎えたのは、険しい顔をした飯地監督とこの一言だった。

大前「い、いきなりキツいですね……」

やす子「そりゃキツくもなるわよ。点差は有利だけど、サイドはやられ放題だし普段なら決められているシュートを外すし。
おまけにやっとこさ決めたクリアボムも撃ち損ないの域。……相手が南葛の森崎や東邦の若島津だったらと思うとゾッとするわ。
失点した場面では、相手を万全の状態で迎え撃っておきながらあの体たらくよ。これで点数をやる温情に感謝して頂戴」

大前「す、すみません(ほとんどは俺のこと、だよなあ……)」

国岡(ぬぐぐぐっ……! 俺は何回サイドの守備のことで釣るし上げられなきゃならないんだよ……っ!)

渡会「ごめんなさい……(また失点しちゃったしなあ)」

鋭い叱責の声に、大前たちは低頭するよりない。
前半戦のプレイは、点差でこそ有利に立ったものの、到底褒められた出来ではなかった。
現在の大前たちに求められているのは、来年の全国で勝てると予感させるプレイ。
だが、ピッチで披露したのはそれとは正反対のものだったのである。
半端なシュートに、守りきれない守備。とてもではないが全国トップクラスのものとは言い難い。

やす子「……とはいえ、県内最大のライバル相手に、この点差で戦えているのは立派と言っておくわ。
私としては不満だらけのプレイだけど、それで3−1と押せているのは、それだけあなた達に高いポテンシャルがあるということよ。
後半戦はプレイの質を高めることに集中すれば、勝利は間違いないわ。その為にはまず――」

と、メンバーを見渡す。


0ch BBS 2007-01-24