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1- レス

【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】


[317]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/01/29(土) 02:15:28 ID:???
バーツの心境→ ハート10
>ダイヤ・ハート→(そうか…俺はこの男のことを本当に尊敬していたんだ…)バーツが心を開く。オグマと相互支援発生!

騎士が主君に忠誠を誓うのは、ただの古来よりの習性なのだとバーツは思っていた。
自分が仕える国の王や王子、姫だから、頭を下げて命令を聞いているだけ。
だが実際はどうだろう。この軍の中だけでも、ただの上官や師弟、主君と部下という
単純な繋がり以上の、様々な絆や関係で成り立っていることにこの戦いの中で気付かされたのだ。

バーツ「(初めて隊長に会ったとき……隊長の剣の冴えと、勇ましい戦い方に俺は…畏敬の念を抱いていたんだ。
    自然と俺たちはあの人を隊長と呼ぶようになり…そしてタリス傭兵団を結成した)」

憧れの対象だからこそ、それを乗り越えたいという思いに駆られるのは当然だ。
だが、今までの自分はオグマを超えたいがために無理やり彼を無理やり『敵』と認識していたのだ。
本当ならば、ともに戦う仲間として力を合わせなければならない立場のはずだというのに。

バーツ「(…俺に無いものを持っている隊長…どう足掻こうとも俺が超えることの出来ない存在…
    一生かかっても、俺は隊長を超えることなど出来ないかもしれない)」

オグマ自身が堕落、もしくはバーツがオグマを蹴落とすようなことでもしない限り。
バーツは絶対にオグマと並ぶことも、超えることも出来ないだろう。
それを周囲の者は笑うだろうか。野心のない彼を意気地なしだと罵るだろうか。

バーツ「(……違う。俺は、俺はオグマ隊長のことを本当に尊敬していたんだ。
    何を恥じる必要がある。ついに俺は…認められたんだ!オグマ隊長に…!)」

オグマはバーツにとって憧れの対象。そして肩を並べて共に競うライバル。
それ以上でもそれ以下でもない。少なくとも憎悪の感情を抱く対象ではないことを理解した。
バーツの野心に囚われた頑なな心は、オグマの復活によってようやく解け始めたのだった。


0ch BBS 2007-01-24