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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】


[348]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/01/30(日) 23:29:31 ID:???
〜サッカーイベント〜

オグマとウェンデルは軽いウォーミングアップを終え、それぞれ個人練習を行っていた。
メディウスとの最終決戦を控えている身でありながらサッカーボールを片時も離せない
すっかりサッカー人として覚醒した二人は、天国での仲間たちの動向を心配していた。

オグマ「しかし、天国カップの最中なのに俺達が抜けて、あいつら大丈夫かね」

ウェンデル「ううむ…ヴェルダンの王族たちはああ見えて中々の実力者じゃ。
      あのサンディマという闇司祭の力があれば、遅れをとることはないじゃろう」

オグマ「闇司祭ねぇ。司祭はそっち方面の魔道にも詳しいのかい?」

ウェンデル「…今のカダインでは心に大きな負担をかける闇魔法はガトー様の教えにより禁じられておる。
      しかし、己の魔力の限界を知ろうとするものや、魔道の真理を極めたい野心に駆られたものなどは
      カダインから離れ、独自の研究を行っているという。……かのガーネフもその中の一人じゃった……」

常に自分より前に進むミロアに嫉妬し、大きな力を手に入れるために闇魔道に手を出したと言われているガーネフ。
ウェンデルは自分の弟子にも優秀な才能を持ちながらも、つまらぬ嫉妬心にかられて
道を踏み外しそうになっている者がいることをオグマに話した。

オグマ「……人道から外れることは確かにいけねぇことだと俺も思う。
    だが……奴らの気持ち、俺も理解出来ないわけではないな」

ウェンデル「オグマ殿…」

オグマ「俺たち剣の道に生きる傭兵の価値を決めるのは、やはり己の実力以外に他はない。
    己の才能や力に限界を感じ、道を外れた力に頼ろうとする気持ちは……
    人の心を捨て、修羅になりきろうとする覚悟が本当にあるというのならば、俺はそいつを止めるつもりはない」


0ch BBS 2007-01-24