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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
[349]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/01/30(日) 23:31:09 ID:???
ウェンデル「ですが、人の心を捨ててまで手に入れた力で栄光を掴んだとして…
一体何になるのでしょうか。自分の力で掴んだからこそ栄光は輝く。私はそう思っております」
オグマ「…確かに人は人以外のものにはなれんな。己の器を見誤り、無理をしたものから順番に命を落としていく物だ。
だが、そこで自分の可能性を閉じちまうのは…なにかが違う気がするんだよな。
……真実は一つじゃない。何が正しいのかは、やはり自分で決めなくちゃいけないってことか」
ウェンデル「ガーネフにとっては、闇の魔法を極めた自分こそが真理であり正義なのでしょう。
ですが……我々は彼の主張を受け入れるわけにはいきません。
彼の主張を受け入れてしまっては……力無きものが生きられなくなる恐怖の世界となります。
そもそも魔法とは力無きものを守り、助けるために考え出された力です。
我々は彼を認めるわけにはいかないのです。……例えそれが間違っていたことだとしても」
オグマ「(…こうやって考えの相違が生まれる限り、俺達のような職はずっと必要とされるんだろうな。
マルス王子、そして森崎。お前たちは……この戦争の後ではたしてどのような答えを出すんだろうな。
こうして幸運にも復活の機会を得たんだ。側で見守らせてもらうぜ)」
この長かった暗黒戦争ももうすぐ終わる。サッカーという異国のスポーツがアカネイア大陸に受け入れられ、
急速に流行りだしたことで、国と国を隔たる壁は以前よりだいぶ低くなることだろう。
自分が血なまぐさい剣を置き、サッカー選手としてだけで活躍できる未来というものを想像しながら、
オグマはウェンデルに向かって想いを乗せるように強めにボールを蹴り出した。
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0ch BBS 2007-01-24