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1- レス

【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】


[536]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/02(水) 22:54:21 ID:???
魔竜ゼムセル。メディウスの側近の一人で、おなじく魔竜のモーゼス共々高い能力を持っていた。
彼のブレスは人間の神経を蝕み、体を痺れさせる力を持っており、
動けなくなったところを高熱の炎で焼き尽くすという極悪非道の戦法を得意としていた。

アベル「唸れェ!グラディウスよ、俺に力を貸してくれーっ!!」

フォンフォン……バッシュウウウウウウッ!!

無論、その強力なブレスも吐かなくては意味が無い。
竜の力を秘めた神器、そしてなによりアベル自身の人間の限界近い強さ。
この二つを前にしては、いくらゼムセルといえども太刀打ちが出来なかったのだ。

バシィッ!!

アベルのグラディウスの刃が、ゼムセルのどす黒い鱗を切り裂き、内部を抉り血しぶきを巻き上げる。
苦しみの悲鳴をあげながら、ゼムセルは首をもたげて大きな音を立てて崩れていく。

ゼムセル「メディウスサマァ……オ、オユルシヲ……ガアアアアアアッ!!」

ドボボボボボ………

ゼムセルの体はみるみる溶けていき、鼻をつくような刺激臭が城門前に立ち込める。
側にいた火竜たちは逃げるようにドルーア城の中へと引き上げていく。
どうやらドルーア軍は籠城戦を決め込んだようだ。城の中にアカネイア軍を引きこむつもりらしい。

アベル「マルス様!城門の制圧は終了しました!こちらも部隊を集結させ、最後の決戦に向かいましょう!」

マルス「分かった!シーダ、連絡係を頼めるかい?森崎隊とミディア隊を
    この城の一番近くの砦へと集合させるよう手配してくれ」


0ch BBS 2007-01-24