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1- レス

【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】


[583]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/06(日) 12:39:30 ID:???
オグマ「そんじゃまぁ俺はあの世であみ出した手刀ディフェンスをさらに強化してみるかね」

パオラ「(ミネルバ様と森崎殿だけの秘密…なんだか少し気になりますね…)」

ミディアたちが訝しげながらも納得し、パオラがミネルバと森崎を交互に見やりつつ思案をふくらませる中、
森崎は顔から火が出るような思いで身を震わせていた。

森崎「(むぐぐ…やっぱり恥ずかしくて言えん。今更俺のために総出でセービング練習に付き合ってくれだなんて…
   一番サッカー経験の長いはずの俺が、いつのまにか他の仲間にセービングで遅れをとってしまっているんだもんなぁ…)」

それはこれまでサッカーという存在を彼らに伝導し続けてきた経験者としてのプライドなのか、
アスリートとして、一人のキーパーとして誰にも負けたくないという生来の性格からなのか、
とにかく森崎はミネルバよりセーブ能力が劣ってしまっているという事実と中々正直に向き合えないでいたのだ。
だが、この練習を機会に。彼らの前でぐらい少しは素直になってもいいと。
彼らの力を借りて自分を鍛えるという甘えを見せてもいいと考えるようになれたのは
森崎に取っては大きな成長の一つであっただろう。

森崎「(『今』は俺より数段上の身体能力を持っているメンバーと練習するんだ。きっと身になる結果になるはず)」

準備運動も終わり、いよいよ練習開始といったところで森崎はあのどす黒い重厚なボールのことを思い出す。

森崎「(タリスボールを使えばケガの確率が増えるが成功もしやすくなるんだよな…どうする?)」


0ch BBS 2007-01-24