※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】


[624]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/02/06(日) 16:56:20 ID:???
パオラ「うふふ…きっとそうね」

和やかな会話をしつつも、この二人の練習は凄まじい高レベルのものだった。
傍らにいたミディアは、またもや浮いている自分の存在を卑下しつつも熱心に体を動かしていたという。

対して、タリスボールを使って練習に励んだ森崎たち。
結果から言えば、普通のボールで練習していたアベル達に比べればあまりにもお粗末な結果だった。
とは言うものの、オグマが腰を強く打ち付けしばらく起き上がれなくなったくらいで
なんとか通常の特訓程度の効果を得ることは出来たのだが。

ミネルバ「やはり私には身構えるセービングよりも積極的に飛び出していくほうが性にあっているな」

ミネルバは竜騎士特有の高い跳躍力からの見事なジャンプキャッチでハイボールを処理していく。
アベルとパオラの思わず見惚れてしまうかのようなセーブの応酬、そしてこのミネルバのジャンプキャッチ。
森崎はいよいよ自分のGKとしての立場が窮地に立たされていることを理解し始める。
皮肉なことに、この追い詰められているという焦りが、森崎の練習の効率を著しく低下させていたのだが。

森崎「(や、やべぇ…まさかこいつらがここまでキーパーに適性があるとは思いもしなんだ…
   このままじゃ…このままじゃ俺のキーパーとしての自信と実績が……)」

木っ端微塵。いや、粉微塵にまで砕かれてしまうかもしれない。
これではいかんと、森崎は彼らの次々と開発されていくセーブ技の中にヒントを見出していく。

森崎「(…そうだな。まずは俺の技術をどんな形に昇華させていくかが問題だよな)」

自分の新しい必殺セービング開発に向けて、森崎は必死に頭を捻らせる。


0ch BBS 2007-01-24