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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】
[890]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2011/02/28(月) 23:38:30 ID:???
こうしてマルス達はドルーア兵の襲撃を素早く跳ね除け、玉座の方角へと向かっていくのだった。
〜ミネルバ隊〜
ドルーア城西門。メディウスの見せる幻覚を振り切ろうと、ミネルバたちはこの場所へと逃げ込んだ。
薄暗い部屋がいくつも続く中、一つだけ鍵の開く扉を発見しひとまずここで装備を整える。
ミネルバ「…はぐれてしまったか。いや、分断されてしまったのだろうな」
マリア「姉さま…私、とても怖い幻を見たの……兄さまが…兄さまが……私を…!」
ミネルバ「マリア、落ち着いて。大丈夫よ……」
顔を青ざめ、肩を震わせるマリアの頭をミネルバは優しく撫でる。
マリアがどんな幻を見せられたのかは分からないが、これだけははっきりとしている。
マリアを泣かせるような真似をしたメディウスを、このまま許すわけにはいかないということだ。
パオラ「人の心の隙間に入り込み惑わす幻術…まるでメディウスたちは
私たち人間の心が手に取るように分かっているようでした…」
バーツ「ちっ…だが、たとえバラバラになろうとも俺達の心は一つだ。
パオラ、きっと他の味方も玉座の方へと向かっているはずだ。俺達も急ごうぜ」
一気に玉座を制圧しようとする目論見は残念ながら失敗した。
戦力を否応なしに分散され、自分たちが不利であることは何ら変りない。
しかしパオラもバーツもまったく臆してはいない。なぜなら誰よりも信頼できる仲間が。
こうして隣で自分と同じ気持ちを抱き、しっかりと前を向いているからだ。
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0ch BBS 2007-01-24