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【甦れ】ファイアーモリブレム26【勇士たち】


[930]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2011/03/03(木) 23:18:41 ID:???
それはミネルバの信ずる騎士道としては相応しくなく、すぐに却下される作戦ではあるのだが
確かにミネルバ達にとっては恐ろしいまでの効果的な作戦であることは理解できる。

ミネルバ「(…そうだ。そして戦力を分散したあとで必ず仕掛けるであろう次の手は…)」

次の瞬間、扉越しにバーツの声が響いた。

バーツ「パオラ!あの階段の奥からドルーア兵の連中が!」

ミネルバ「おのれ!やはり増援部隊を配置していたか!」

悔しげに鉄の扉を拳で叩く。しかし当然そんなことで扉が開くわけもない。

パオラ「……ミネルバ様。先へお急ぎください」

ミネルバ「なっ…?」

パオラ「ここで私たちが少しでも敵兵を引きつけておければ、それだけ
    ミネルバ様たちが玉座へ進むのが楽になるはずですわ。
    ……大丈夫です。私の手には三種の神器の一つであるメリクルソードがあります。
    それに……あの方が側についていてくれる。それだけで負ける要素などあろうはずがございません」

ミネルバ「パ…パオラ…!」

パオラの口調は穏やかだった。しかし彼女の一将軍としての確固たる意志の強さも見て取れた。
先ほど自分たちと相対した程度の連中ならば、確かにあの二人の敵ではない。
しかしもしも万が一、先程以上の戦力がここに配置されていたとしたら…?

マリア「(こんなとき……あのとーぞくが…ジュリアンがいれば……)」


0ch BBS 2007-01-24