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銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜


[347]銀河シュナイダー伝説:2011/02/13(日) 21:14:13 ID:javySh5k
シュナイダー男爵家。所謂現在の富と政治の実権を握る門閥貴族とは異なり、地方領も荘園も
もってはおらず、もっぱら貴族御用達の高利証券や帝国国債の金利によって富と財力を得ている
中堅どころの家系であり、シュナイダーにとってそこは黄金と宝石に彩られた華やかなるステージではなく、
家族と慎ましく…慎ましくとはいっても恐らくそれはシュナイダーの主観でしかないのだが…
そして楽しくとまではいかなくとも毎日充実した日々を送っていた…過去の遺物であった。

ルディ・フォン・シュナイダー「久しくぶりだな、シュナイダー」

前もって連絡していた事もあり、数人のメイドや庭師、それにコック長などが踵をそろえて迎え入れて
くれており、それだけでも彼がどれだけ恵まれた生活をしていたのかという証明でもある。

シュナイダー「ええ。ご無沙汰してしまい申し訳ありません」

家族とはいえ家を継ぐ長男とその他では扱いは別格であり、シュナイダーは実の父親に丁寧語で
話しかける。しかしそれでも父親が迎えてくれるという事実だけで他の貴族に比べて相当に
恵まれていると言っても良いのだろう。

ルディ「細かい話は部屋で聞こう。…マリーのことなのだろう?」

一度戻ってこいといったのは父であるためシュナイダー男爵は息子の言葉を軽く聞き流すと
寒い外ではなく暖房器具の集まった応接室へと誘う。

〜〜〜


0ch BBS 2007-01-24