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銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
[348]銀河シュナイダー伝説:2011/02/13(日) 21:15:16 ID:javySh5k
シュナイダー邸 応接室
そこは男爵家の名にふさわしい重厚で豪奢、それでいて華美にとらわれないシックなつくりになっていた。
シュナイダー「それで、マリーの事なんですが…」
話の切欠となった最愛の妹の事を聞こうとする前に手で父親に制される。
ルディ「それのことなんだが、その前に一つ、いっておきたいことがある。お前はシュナイダー家を
継ぐ気はあるか?」
思わぬ言葉にキョトンとし、メイドによって淹れられた最高級の紅茶を口にしようとしていた左手が
一瞬止まるシュナイダー。シュナイダー家を継ぐのは彼が物心つくときから兄、ベルンハルトの役目で
あると公言されており、シュナイダーもそのつもりで軍人を目指したのであるから当然といえる。
シュナイダー「ベルンハルト兄さんは…どうしたのですか?」
必至に歪みそうになる顔を押し留め、何とか平静を保ってそう聞き返すシュナイダー。
ルディ「それなんだが…マリーが来月…、いや、来月というよりももう来週だな、来週正式に
寵姫として迎え入れられる事は速達で届けたとおりだが、その際、マリーに新たな伯爵号を、
そしてそれに伴い本筋であるシュナイダー家も男爵から伯爵へとなる事が決まった。」
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0ch BBS 2007-01-24