※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜


[538]銀河シュナイダー伝説:2011/02/17(木) 20:00:23 ID:0A+viITY
シュナイダー(さて、鬼が出るか蛇が出るか…)

意を決してその場所に入ると…そこはカウンターバーのような空間だった。

???「へえ。あのボウヤほどじゃないが、肝の据わった男じゃないか」

そう声をかけるのは長いキセルを片手に長いスリットが入った煽情的な真っ赤な衣装を羽織る美女だった。

シュナイダー「……ここは?」

???「はっ。何も知らずにこんなところまで…よほどあのボウヤは信頼されてるんだね。まあいいさ。
ここは所謂情報屋。まあ、他にも合法ではないものをそろえたり、そういったものを育てたり…
正確には情報屋というよりも何でも屋だね」

アンニュイな言葉遣い。漆黒の黒髪が彼女の表情を巧く消しながらシュナイダーの問いに回答する。

シュナイダー「……なんとなくわかった。だが、育てる…とは?」

???「そのままの意味さね。本来ならばこんな最初にあった相手にここまで話すわけは無いんだけど
あのボウヤからの頼みだからね。坊ちゃんは貴族としての道を歩むのだろう?
貴族として日のあたる場所を生きるのならば…ここの事を忘れ、表の通りを歩くがいいさ。
だけどね。貴族の道は毒蛇の道。もし、坊ちゃんが象牙細工の収拾や、皇帝様より与えられる
特権だけでは満たされないのならば…物事の本質…その裏の意味を知りたいのならば
私たちを頼るのも一つの道。逆の考え方を教えてあげるよ。…もちろん、タダではないけどね。」


0ch BBS 2007-01-24