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銀河シュナイダー伝説3 〜小星篇〜
[787]銀河シュナイダー伝説:2011/02/21(月) 00:57:18 ID:FTrCJfsI
シェリル「言われなくても頑張ってます!私は…私は…」
悔しさのあまり涙がぽろぽろと溢れる。信じていたもの…それは勝手な自身の妄想だという事は
知っていたのだが…自分の努力を知ってくれたから彼は自分を拾い上げてくれた。そう信じていた
事実が音も立てず崩れていったような気がする。
シュナイダー「……すまない」
すぐに自らの判断の甘さに気づいたシュナイダー。シュナイダーの知る彼女は気丈で気さくで
礼儀正しく、多少の押さえつけられてもそれをバネに更に高みに飛翔する翼を持つ乙女のようにも
思っていた。だが、素の彼女は誰にも褒められず、緊張の糸を切れないギリギリのところまで
張っており、その僅かな糸の上でそういう演技をしていただけの普通の少女なのだ。
誰かが彼女を認め、誰かが彼女を救わなければいけない。そして認める役は、彼女を物理的に救った
自分でなければいけない…そんな単純な事も気づけなかったのだ。
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0ch BBS 2007-01-24