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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】


[194]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/12(土) 01:37:08 ID:???
>★衣玖さんの教育→ ハート3 ★
>★素直な山森の受講態度→ ハート9 ★
>山森、パワーアップ。スキル・タックル+2、パスカット+2取得!
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練習を開始して数刻……衣玖の狙い通り、山森は少しずつ、着実に守備力を伸ばし始めていた。
タックルのキレ、パスカットの読み、どちらも大きく伸び。
以前とは段違いに、守備でも期待が出来る程に成長をしたのだが……。

衣玖「(……しかし、もっと上手く出来る、筈なんですけどね)」

山森の秘めたる才能を考えれば、この程度のレベルアップは期待していたよりも低いものであり。
コーチをした衣玖は、当然ながらこれが自身のコーチとしての力不足だと考えてしまう。
事実、現時点での衣玖の能力は――全日本のトップクラスの選手達。
翼や日向、岬といった者達には大きく劣る能力しか持っていない為。
山森を相手にしても、それほど上手く知識や技術を教えられなかった面は多分にあったのだろう。

山森「(やっぱり幻想郷の人は凄いなぁ……少しの時間で、こんなに守備力を鍛えてくれるなんて!)」
衣玖「(不甲斐ないですね……こんな調子で、果たして大会に間に合うのか……)」

純粋にパワーアップをしたことで喜ぶ山森に対し、衣玖の表情は決して明るくない。
コーチといっておきながら、果たして自分は役に立てているのか。
衣玖は小さくため息を吐き……殆ど成果らしい成果を上げられなかった事をただ悔いるのだった。


0ch BBS 2007-01-24