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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】


[33]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:33:12 ID:???
>B.チーム内の情勢について相談をしてみる
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反町「(そうだな……ネルソンさんは幻想郷について何も知らないけれど……。
    だからこそ、何かヒントになるような事を言ってくれるかもしれない。
    正直、いきなりこんな事を相談するのは不躾な気がするんだけど……)」

背に腹は変えられないと判断し、反町はネルソンにチーム内の情勢――。
DFも兼任出来るボランチはGKを敵視し、サイドを抉るのが役目であるスーパードリブラーはパスを出し渋り。
更にツートップを張り合う両ストライカーは、両者が両者を忌み嫌っている。
他にも諸々ある問題点を、かいつまんで一つずつネルソンに話し。
自分はどうすればいいのか、キャプテンとしてどう動けばいいのかと問いかける。
これを聞いて、ネルソンは少々困ったような顔を浮かべ……。

ネルソン「ふぅむ……正直言って、内情に詳しくない私に相談するのは筋違いかと思うが……」
反町「うっ……す、すみません。 でも、チーム内にこういう事を相談できる人がいなくて……」
ネルソン「信頼できる者は誰かいないのかい? ……まあ、いい。
     一般論的なアドバイスなら、しようじゃないか」

そういいながら、ネルソンは人差し指を立てつつその口を開く。

ネルソン「まず、ハッキリ言おう。 一枚岩ではない、内情がバラバラだというチームというのは……。
     無論、プロにもある。 私もそういったチームをいくつも見てきた。
     そして、単純な解決策というものは……恐らく、一切ない」
反町「そんな……!」
ネルソン「特にそういったチームは、得てしてナショナルチーム・名門クラブなどで作られる場合が多い。
     何故か。 それは誰も彼もがプライドが高いからだ、自分が一番だと思っているからだ。
     だからこそ、一枚岩にはなりきれない。 誰もがヒーローになろうとしているんだ」


0ch BBS 2007-01-24