※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】


[35]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/11(金) 20:35:53 ID:???
そして、大きな目標を打ちたてようというのも……これまたどだい無理な話に思える。
そもそも、幻想郷Jrユースの者達とて、当然ながら大会の優勝は目指している。
その上で、殆どの者達がとにかく自分が目立ちたいと考えているのだ。
今更意識改革が出来るとは、到底思えない。

反町「……俺は、キャプテンとしてどうするべきなんでしょうか」
ネルソン「それは私にもわからない。 だが、一つ言えることはある。
     もしも君が自身をただの被害者だと考えているなら……それは間違いだ。
     君にも、恐らくは原因がある」
反町「えっ!?」

まさか自分が悪いと言われるとは思っていなかった反町は、ネルソンの言葉に驚きを見せ……。
そのネルソンは至って涼しい顔をしたまま、頭を振った後、また続ける。

ネルソン「無論、君が全面的に悪い訳ではないだろう。
     だが……例えば、今日の試合のロングシュート。 あれを見ていれば、大体のことが把握できる」
反町「……俺はあれを間違った判断だとは思っていません」
ネルソン「間違いかどうかはわからない。 だが、若干不利だったのは明白だった。
     ……そうだな。 例えば、アレを撃ったのが逆のFW――マリサ、だったか。
     彼女だったら君はどう思い、そしてどうしただろうか」
反町「………………」

恐らくは、あまりいい気はしなかっただろう――と、反町は思う。
少なくとも、仮に魔理沙がロングシュートを放ち、ゴールに決まっていていた場合……。
反町は自分が彼女を素直に祝福できたかと思えば、それは出来なかったのではないのだろうかと考える。

ネルソン「君のシュートも、彼女のシュートも、殆ど遜色が無かった。
     若干君のシュートが強かったのは事実だけどね」
反町「それなら……その例えは適切ではないと思います……」


0ch BBS 2007-01-24