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【合宿】幻想のポイズン49【ラストスパート】


[547]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2011/02/23(水) 00:52:03 ID:???
>A.101号室 輝夜
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反町「(そうだな……輝夜さんの所に行くとするか)」

個性的過ぎる面々が名を連ねる幻想郷Jrユースを纏める監督――蓬莱山輝夜。
よくよく考えてみれば、反町自身も彼女の事を余り深く知らないなと思いつつ……。
反町はここは一度、キャプテンとしても監督に話などをしておく必要性があるだろうと判断。
輝夜の部屋の前まで行き、ノックをしてから入室をすると……。

輝夜「……ん、いらっしゃい」
反町「(意外だ……ちゃんと何かの書類見てる……って、あれ?)」

監督室には、パチュリーの部屋にあったような本棚などや机が備え付けられており。
輝夜はその机について、何かの書類とにらめっこをしている様子だったのだが……。
よくよく見てみれば、その書類と思ったものは、長い長い巻物。
そして、輝夜の右手に収まっているのはどこからどう見ても一本の筆であり……。
机の端の方には、硯が置かれている。

反町「えっ……輝夜さん、もしかして毛筆で書類とか書いたりしてるんですか!?」
輝夜「ぼおるぺん、とかそういうのは苦手なのよね……。
   あ、そこら辺に座りなさい。 もうちょっとでこれも終わるから」

巻物にすらすらと反町が読めない程の達筆な字で何やらを書き。
輝夜はそれを机の端に押しやると、対面に座った反町へとようやく顔を上げて視線をやり……。
手元にあったお茶を一口啜った後、ため息交じりに口を開く。

輝夜「よく来たわね。 正直、前の練習試合でもその前の練習試合でも全然来なかったもんだから。
   なんかもう、完全に私をスルーしてるもんだと思ってたわ」
反町「い、いやいや、そういう訳じゃないですよ……」


0ch BBS 2007-01-24